夫婦での光景にこんな場面がある。
たまには妻のために料理をしよう!と張り切る夫。
いちから買い出しをして、
レシピ通りに調理器具も使って、
盛り付けのお皿にもこだわって、
ちょっとしたお酒も準備して、
少し時間はかかったけど、完成!
さぁ気になる奥さんの反応は・・・
あれっなんだかあんまり嬉しくなさそう・・・えーーせっかく作ったのに。
もう料理なんて作るもんか!と固く心に誓いましたとさ。
さて、どこがいけなかったのか?
ポイントは「張り切りすぎない」である。
私も男に生まれているので、せっかくならすごいやつを作りたいという気持ちはよく分かる。
しかしその結果、冷蔵庫の中に何が入っているのかも気にせず、1回使うたびにまた新しい調理器具を使いシンクをパンパンにし、一緒に盛り付ければ良いものをさらに分けることで洗い物を増やし・・・と
奥さんからするとつい、「余計なことを・・・」と呟きたくなるような結果となってしまう。
じゃあどうすれば良いのか。
それが、張り切りすぎないということである。
まずは冷蔵庫を眺め、今の我が家にはどんな食材があるのかをチェック
(ここで気をつけたいのは、奥さんには奥さんなりの考えで冷蔵庫の食材を陳列しているので、使ってよい食材は聞いておくのがベター)
そしてあるもので作れる、副菜からまずは料理してみる。
おいおい副菜かよと、どうせならメインをちゃんと作ってあげたほうがいいんじゃないの?
ところがどっこい。意外と副菜が同時に作るのが手間だったりするため、その時間が要らなくて済むのは実はとてもありがたい。
そもそも日頃奥さんはメイン料理を作り慣れているので、滅多に作らない人間がわざわざ手の込んだメイン料理から始める必要はない。
更には洗い物も少なくて済むので、「ちゃんと洗いながら作ってよね!」とぶつぶつ言われることも少ない。
とはいえ「せっかく作るんだから、日頃の感謝も込めてもっと豪華にしてあげたい」と素晴らしい考えをお持ちの旦那さん。
そんな人こそ、まずは家にあるような副菜をチャチャっと作れる能力を先に身につけたほうが、後から豪華な料理を作るために必要な段取りを身につけられるので、試してほしい。
ぜひこの週末に奥さん、家族のために料理を作ろうとお考えの男性諸君。
張り切りすぎずに、料理を作ってみてはいかがだろうか。