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食パンへの熱きこだわりと発見

私は朝はもっぱら食パンを食べる。

一番はその手軽さゆえであるが、それでも味にはこだわりたい。

 

そんな私が最もおすすめするのは「本仕込」である。

 

朝はパン♪という軽快なリズムのCMでおなじみではあるが、

注目すべきはその味。

 

特にトーストにすると違いが分かるが、

個人的には他のメーカーよりも圧倒的に耳までうまい。

 

したがって、今流行りの高級食パンに一番近いのでは?と考えている。

 

大げさでは?とお思いかもしれないが、そのうまさが

普段使いの食パンで感じることが少しでもできるのであれば

選ばない理由がない。

 

そこまで本仕込に対して熱弁するには理由がある。

 

先日久しぶりに実家で朝ごはんを食べた時に食パンを食べた。

実家の食パンは他の某食パンメーカーを何十年も使っていることは知っており、

正直あまり期待をしていなかった。

 

が、その時に食べた食パンが予想に反して美味かった。

 

まさか他のメーカーも進化しているのか?と思いながら母親に

どこのメーカーか尋ねたところ・・・

 

「本仕込に最近変えた」という返事だった。

 

本仕込よ、とうとう実家の食卓にまで進出していたのかと

私は驚きと謎の嬉しさが込み上げた瞬間だった。

 

しかしひとつ疑問が浮かんだ。

その時はピザトーストを食したのだが、いくらなんでも

本仕込が美味いからといってその味を忘れるくらいに

感動するものではないはず。

 

なのにこの時実家で食べたピザトーストはいつも本仕込で

作るものよりもうまく感じた。

 

なぜか。

 

実はその謎は、「枚数」にあった。

私は普段5枚切りを愛用しているが、実家は6枚切りで合ったのだ。

 

つまり本仕込はその用途に合った使い道をすれば

そのポテンシャルをもっと引き出すことができるのだと

歴史的発見をなし得たの如く、感動した。

 

「コイツめ・・・まだそんな顔を隠してたのか」と

本仕込への期待値はますます膨らむばかりであった。

 

 

たかだか食パン一つに何をそんなに・・・と思うかもしれない。

が、こういう小さな感動を食に感じながら過ごすことが

「丁寧に暮らす」ということにもつながるのだと私は思う。

 

最後に耳よりな情報をひとつ。

 

本仕込の4枚切りを十字に切り目を入れてから焼いて

それからお好みの溶かしバターを上からかけると

 

茶店のモーニング食パンの出来上がり。

 

ぜひ一度お試しあれ。