心が重いときは外に出す。
文字にすると当たり前のように感じるがこれがなかなかに難しい。
吐き出すことが迷惑ではないかなとか考え出すともう終わり。
そのうちどんどん、どんどんと心にちり積もっていって
最終的には朝、起きれなくなる。
そうなる前に、どんな形でもいいから身体の外に出す。
一番効果のあるのは誰かに話すこと。
相手に聞いてもらって、そのことで相手が話すことを聞いて、
それを繰り返すうちに自然と心に積もったチリが消えていく。
この感覚は本当に不思議だといつも感じる。
さっきまで眠くて起きれないほどの倦怠感が嘘のように消えていく。
だからカウンセラーや精神科医という生業があるんだろうとその度に感じる。
心の重たい原因を自分の中で飼い続けても良いことがないことは、少なくとも私の実体験では証明済。
抱えている人はどんな形でも良いから、自分の外へ出すことを最優先に考えてほしい。