私は飽きっぽい。
趣味を作ろうとしても3日坊主になってやめてしまったものは数知れず。
そんな中で唯一、続けているのがサウナである。
本格的に始めたのは半年前くらい。
飽き性の私が続けられるのはなぜか。
それは、時も角にも「気持ちいいから」である。
実体験を含めて説明すると
これまで岩盤浴などにはよく行っていたが、サウナのハードルで最も高いのが
水風呂である。
なので灼熱の空間に入ったことはあるが、いまいち「気持ちいい」とまで
感じることはなかった。
それが、ある時水風呂を試しに我慢してみようと挑戦をした。
その時はほんの十数秒だったと記憶しているが、
(大袈裟に言うと)世界が変わった気がした。
それくらい、外気浴をするときの幸福感が違ったのである。
サウナーの皆さんは外気浴中の感覚を色々な表現で例えるが、
私の場合は
「きっと赤ん坊の頃のゆりかごを大人向けに改良したらこうなる」と
いつも感じている。
この体験によって、水風呂への恐怖<その後の気持ちよさ という
計算式が私の中で出来上がった結果
沼にハマるが如く、サウナへか通うようになったのである。
「こんだけサウナ流行ってるし挑戦したいけどなぁ」と
思っている人にも水風呂が怖いと思う人は多いのではないだろうか。
そんな人こそ、ほんのわずかな時間でも入ってみてほしい。
きっと、見える景色が変わると思う。